TRPGセッションについてもそもそするところですよ

黒白輪廻

目次
PC紹介 /  導入
第1サイクル
 河合颯太/比良坂の技術力は世界一?
 這乃音御/全てを射抜く霧の瞳
 沙門二郎/紳士協定
 梶環波羅和比佐/藪を突いたら蛇が出る
 五十米珠月/信託の巫女
 プロフェッサー桐咲/鳴り響く時計
第2サイクル /  第3サイクル
クライマックスフェイズ /  エンディングフェイズ




【第1サイクル 河合・颯太】 比良坂の技術力は世界一?
 ~マスターシーン~

河合颯太:「おかしいな……なんで僕のセキュリティが一人しか捕らえられなかったんだ?」とぶつぶつ呟きながら、
 彼は監視カメラが時折捕らえる侵入者を見つめ、キーボードを打ち続けます。

河合颯太:「しかし……僕に掛かれば、捉えた!」とエンターキーを高々と掲げた手がターンと打ちます。
GM:【システムメッセージ】
GM:沙門・二郎さんと、五十米・音御さんは《潜伏術》で判定してください。
GM:失敗すると特務忍隊の面々に、居所が割れます。
沙門二郎:セキュリティやばいな!
五十米珠月:えーとえーと
沙門二郎:2D6>=6 (判定:《遁走術》) ShinobiGami : (2D6>=6) → 6[3,3] → 6 → 成功
沙門二郎:ギリギリ成功
五十米珠月:2d6>=6 ShinobiGami : (2D6>=6) → 5[1,4] → 5 → 失敗
五十米珠月:やだー!
河合颯太:「あ、あれ……男の方は何処へいった?」と画面から遁走して見えなくなった沙門をキョロキョロ探しつつ。
GM:では、珠月さんの居所情報が特務忍隊の面々に伝わった所で、シーンを切ります。/
五十米珠月:では、女の方はのん気にシャワー室を探しています……/


【第1サイクル 這乃・音御】 全てを射抜く霧の瞳
 ~ドラマシーン/エントランスホール。古い柱時計の時報が響く中、館の主の肖像画が、あなたを見下ろしている~

這乃音御:「本当に悪趣味な肖像画ね」
這乃音御:ここには音御と冬の二人が居た。「侵入者を探せ、か」
這乃音御:そして居場所を調べる前に【夜見】を使用します。
這乃音御:2D6>=5 (判定:《千里眼の術》) ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
這乃音御:成功したので情報判定に成功すれば二人分の【居場所】を獲得できます。
這乃音御:では沙門さんとプロフェッサーの居場所を調べます。
這乃音御:同じく《千里眼の術》で判定。
這乃音御:2D6>=5 (判定:《千里眼の術》) ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功
這乃音御:描写は音御の周りに球状の霧がどんどん沸いていきます。
這乃音御:それは良く見ると眼球のような霧でした。
這乃音御:それが研究所中を見渡す、という演出で。
GM:【了解です。 這乃さんが沙門さんと桐咲さんの居所を獲得しました】
這乃音御:「冬、これを」そう言ってから、音御と冬の居場所を交換し、今まで得た居場所全てと、ある情報を冬に渡します。
這乃音御:その後に「居るんでしょう?」と背後に振り返らないまま声をかけます(今は二人とも肖像画に向かい合ってる。/
梶環波羅和比佐:「流石は特務と言ったところでしょうか。」二人の黒服を伴い後ろからぱっと現れます。
 和比佐は登場しながら【根】で草を呼び出そうと試みますが……。
梶環波羅和比佐:2d6>=5 《傀儡の術》 ShinobiGami : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
  這乃音御:(PC1とPC2の居場所あげるんで居場所交換しません?)/
  梶環波羅和比佐:(この時点では自分の居場所は渡さないかなー。まだ調べもついてない特務さんには。
  GM:(ん、わたなさないのか。
  這乃音御:(そっかー。
  梶環波羅和比佐:(はい。キャラ的には内定が目的ですのでまだ何もわかってない相手には公開しないと思います。
這乃音御:「どうせ私にはこれしか能がないもの」
梶環波羅和比佐:「貴女もヒラサカの一員でしょうに。自分を卑下するのはヒラサカ全体を卑下するのも同じですよ。自信を持ちなさい。」
梶環波羅和比佐:「万が一ということもあります。侵入者のことだ教えて頂けたら手助けできることもあるかもしれませんよ。
 ただ貴女も私のことを知っているように今の時点では何もしてあげられませんが。」/

這乃音御:むっとしながら「侵入者を排除するのは私達の仕事だわ。背広組はせいぜい自分の仕事をしなさい」
 といってプロフェッサーの居場所だけを渡します。/

梶環波羅和比佐:「そう。何かあってからでは対応が遅れるかもしれないですよ?まぁ応援していますよ。我らヒラサカのために。」
 そういってまた消えてゆきます。/

GM:【プロフェッサー桐咲の居所が和比佐さんに譲渡されました】
這乃音御:「そうね。お互いヒラサカの為に頑張りましょう」そう言って冬を引き連れて消えます。/


【第1サイクル 沙門・二郎】 紳士協定
 ~ドラマシーン/美しい庭園。丹精こめて育てられたであろう色とりどりの花。そして、綺麗に刈り込まれた生垣が広がっている~

沙門二郎:庭園か……誰の趣味だこれは
GM:広大な敷地ですので、緑もあるでしょうのう。
GM:桐咲か河合さん……?
沙門二郎:なるほど
沙門二郎:あのプロフェッサーにそんな趣味があったとはな……!
沙門二郎:ではそんな庭園を見渡して「こんなところがあるとはな」と意外そうにつぶやいている/
五十米珠月:そこを歩いてくる巫女服姿がある。侵入者とは思えないぐらい堂々と。
五十米珠月:「うーん、入口はどこですの……? かくなる上は正面玄関から……」/
沙門二郎:「……おい、そこの巫女さん。お前さん……迷子か?」
沙門二郎:(見たところ隙だらけだが、逆に隙を見せている手練かもしれん、と内心警戒しつつ)/
五十米珠月:「あ?」と、いきなりの声に一瞬警戒するも、とりあえず笑顔で、「これが正社員の待遇に見えますの?」
 とびしょ濡れの服をぱたぱた振って。

五十米珠月:「見ての通りのネズミですわ。濡れネズミですわ。……貴方も、忍びこんで?」/
沙門二郎:「まぁ、俺も見ての通りの濡れネズミだからな。カメラはなんとか誤魔化したんだがなぁ」居場所を抜かれていることに対して肩をすくめる
沙門二郎:「お前さんも侵入者ならどうだ? ここは一つ、紳士協定を結ぶっていうのは」
沙門二郎:にやりと笑って値踏みするように珠月さんを見てます/
五十米珠月:「このままじゃ、多勢に無勢。そういうこった……そういうことですわね?」
五十米珠月:「ここは比良坂のシマ……死臭と加齢臭に満ちていますわ。何やら視線も感じましたし、
 こそこそしても仕方ない、と、私も思ってましたわ」

五十米珠月:「相手は数も多いっぽいですし、いざという時2人いれば心強いですわ」/
沙門二郎:「話が早くて助かるな。何分相手が多い上に向こうの本拠地だからな。俺としても協力者がいた方が心強い」
沙門二郎:「俺が言いだしっぺだ、先に腹を割ろう。俺は失くしちまった俺の記憶の手がかりを求めてここにきた」
沙門二郎:「よほどのことがなければお前さんと対立することもないだろうさ」おどけるように言う/
五十米珠月:「ああ、私は五十米珠月。神託を実行する神子ですわ。あと、あー、」蛇の頭をポンと叩き、
 「こちらは忍蛇のマキグソ。よろしくお願いしますわ」

五十米珠月:「……そういえば貴方、お名前は? それも忘れてしまってますの?」/
沙門二郎:「とりあえず沙門二郎と名乗るさ。そんな名札があったからな。俺の名かもしれないし違うかもしれないが、名前がないのも不便だからな」
沙門二郎:「まぁ、よろしく頼むわ、五十米と……マキグソ」ひっでー名前だなぁと内心で思ってる/
沙門二郎:こんなところで感情判定をしようかと思うのですが
五十米珠月:どうぞー。
GM:判定をどうぞー。
沙門二郎:では会話をしながらも珠月の実力や挙動を観察していました ということで《見敵術》から
沙門二郎:2D6>=5 (判定:《見敵術》) ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗
沙門二郎:なんだと
沙門二郎:……いや、ここは感情結べないのきつい 神通丸
沙門二郎:2D6>=5 (判定:《見敵術》) ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功
沙門二郎:ふう……
沙門二郎:ET ShinobiGami : 感情表(5) → 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
五十米珠月:ET ShinobiGami : 感情表(2) → 友情(プラス)/怒り(マイナス)
沙門二郎:敵地の中でこの余裕……こいつはすごい奴かもしれんと 憧憬で
五十米珠月:話が早いと助かりますわー。友情で
沙門二郎:「まぁあんまり立ち話していてもなんだから俺はそろそろ行くわ。五十米、お前さんはどうする?」
五十米珠月:「じゃ、ついていきますわ! 私、ぶっちゃけ迷子ですもの」/
沙門二郎:「そうか。じゃあついてこい」俺も道は知らん迷子だ……というそぶりは見せずにずんずんと歩きだす
沙門二郎:「そういや五十米、お前タバコは持ってないよなぁ」などと聞きながら/
五十米珠月:「あいにくヤニはたしなみませんわー」と応えながら、付いていきます。/
沙門二郎:「吸うと頭の回転良くなるんだぞ?」と適当なことを言いつつ こんなところで終わろうかと/


【第1サイクル 梶環波羅・和比佐】 藪を突いたら蛇が出る
 ~ドラマシーン/食堂。染み一つないテーブルクロスに覆われた長い食卓。その上は年代物の燭台や花で飾られている。

梶環波羅和比佐:「ふむ。この研究所は全体的にこういう趣味で統一でもされているのか?
梶環波羅和比佐:そう呟きながら部屋の隅や燭台や花を観察しています。
梶環波羅和比佐:そして食卓には罠等が見られないと確信するとそこに座り
 「本部に定時連絡を入れる。お前たちはこの部屋を隅々まで調べてくれ」と食卓に座りノートPCをおもむろに取り出します。

梶環波羅和比佐:【根】 2d6>=5 《傀儡の術》 ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
梶環波羅和比佐:「さて・・・。と。あとは桐咲の地下特殊研究施設だけですか。最近は機密と言って情報も碌にあげてこない。調査の対象ですね。」
梶環波羅和比佐:「立ち入り調査ですね。行きますよ・・。何もなければ桐咲は有能な技術者です。失いたくはないですね・・・・。」
梶環波羅和比佐:そう言って桐咲の研究室を調べに行きます。
梶環波羅和比佐:《歩法》と《調査術》の混合忍法で可能な限り認識されないようになった和比佐は草を先行させ地下研究室へ向かいます。
梶環波羅和比佐:2d6>=5 (《調査術》) ShinobiGami : (2D6>=5) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(生命点1点か変調1つ回復)
:「Dr.桐咲。梶環波羅の命で研究データの詳細を頂戴しにまいりました。」
GM:地下研究室の奥、モニターを前に腰掛ける桐咲の姿が。
プロフェッサー桐咲:「なんだ……監査か? 今は忙しい、君達の相手をしている時間はないよ」
:「そうはいいましても桐咲様。本部よりもこちらは疑いの目を向けられております。梶環波羅としても
 あなたのような優秀な研究者は失いたくないとの事。一部でも良いので研究内容を報告してはいただけませんでしょうか?」

:(売国奴はどっちかねぇ。さてじっくり調べさせていただくか。)忍びですら感知が難しい和比佐の動きは隅々までラボを調べてゆきます
梶環波羅和比佐:(ふぅむ。まぁこんなところですか。)一通り調査し終えると草に合図してラボから出て行きます。
プロフェッサー桐咲:「フン……俗物めが。お前達に何が分かるというのか」と背もたれに身を沈め、椅子をきしませた桐咲は
 右手を掲げると指を打ち鳴らす。

:「そうはいいましても全くの機密では上は納得しません。滞在期間中に公表できるところと出来ないところ。
 分けてでもいいのでまとめて頂ければ。」そう言い草は出て行きます。

GM:和比佐の背後、彼の影から黒で統一された兵装の忍、『人修羅』が浮かびあがり、手にしたクナイで和比佐の左腕を僅かに掠めますよ。
 警告だといわんばかりに。

GM:1d6 ShinobiGami : (1D6) → 6
GM:【システムメッセージ】
和比佐さんに呪いの変調と、和比佐の居所が人修羅に割れました。

GM:呪いによって【接近戦攻撃】が使用不可能になりました。
GM:呪いは各サイクルの最後に《呪術》にて解除判定が出来ます。
梶環波羅和比佐:「人修羅と言いましたか。実力は噂にたがわぬようで。しかし上に逆らえばいかにあなたといえどもただでは済みませんよ。」
 そう言うと《歩法》で部下ともども姿を消します/。

プロフェッサー桐咲:「その傷で言い訳がつくだろう? 帰るといいよ、監査」と彼を見送った。/


【第1サイクル 五十米・珠月】 信託の巫女
 ~ドラマシーン/長い廊下の途中。この屋敷は広すぎて、迷子になってしまいそうだ~

五十米珠月:長い廊下の途中、二人組の侵入者は物陰で立ち往生していた。一本道の廊下の途中に、人がいて通れないのだ。
五十米珠月:二人は知る由もないが、彼はこの研究所の職員ではなく、ここを調査する監査団の下っ端の一人である。
五十米珠月:「どーします? いちにのさんでブッ締めます?」と、傍らの二郎さんに。/
沙門二郎:「そうだなぁ。邪魔な輩にはちょっと退場してもらうか」あっさり同意/
五十米珠月:「はいな。んじゃ私が……」と、ゆらりと立ちあがりかけて、
五十米珠月:「……んー? 殺すな? 話を聞け? えー……」と一人でぶつぶつ呟いて座りなおし、
五十米珠月:「あ、殺すなという神託なので。ちょっと咬ませて情報を吐いてもらいましょう。ほら、マキグソ!」
 邪魔者のほうへ、蛇をこっそり放ちます。

五十米珠月:《鳥獣術》で判定。和比佐さんの秘密を抜きますよ。
五十米珠月:2d6>=5 ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
GM:成功ですね、では感情の共有で珠月さんと二郎さんに和比佐さんの秘密を。
五十米珠月:「うお……!?」だのと悲鳴を挙げた邪魔者は、しばらく蛇に絡みつかれていたが、やがて恍惚とした表情で崩れ落ちる。
五十米珠月:「さあて、喋ってもらいますわよ」
五十米珠月:蛇に絡まれながら、途切れ途切れに話される情報を、珠月はふむふむと聞き、
五十米珠月:「……あっれー? っかしーなー。聞いてねーぞそんなの……」と呟きます。/
沙門二郎:(何をぶつぶつ言っているんだ……?)と怪訝な顔をしつつ、「ずいぶんと面白い話が聞けたな」
沙門二郎:「こいつから聞ける話はこんなところだろう。もういいんじゃないか?」/
五十米珠月:「そうですわねえ。グッジョブですわマキグソ」蛇はマキグソと呼ばれるたびに不服そうな顔をしているが、気にしない。/


【第1サイクル プロフェッサー桐咲】 鳴り響く時計
 ~マスターシーン~

GM:自身の研究室でモニターの灯りに照らされるのは、椅子に腰掛けたプロフェッサー桐咲。

プロフェッサー桐咲:「フン……多少、邪魔が入ったが。もうおそい」
GM:と彼女が見つめる先、壁には古い時計が掛けられており、その長針が12を、短針が10をちょうど指し示し、低いくぐもった音が響き始めました。

GM:と、意味ありげにカットインが入って第1サイクルを終了します。


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