黒白輪廻
目次
PC紹介
導入フェイズ
沙門二郎/覚醒
五十米珠月/雨の闖入者
這乃音御/研究所内で警報あり
梶環波羅和比佐/内偵開始
第1サイクル /
第2サイクル /
第3サイクル
クライマックスフェイズ /
エンディングフェイズ
【導入フェイズ 沙門・二郎】
GM:では、まずはPC1の導入から行きたいと思います。
GM:雷雨の下、貴方は目覚めます。顔を打つのは冷たい雨、遠く轟くのは雷の音。/
沙門 二郎:「う……」とうめいてゆっくりと体を起こそう
沙門 二郎:辺りを見渡すが……その風景に見覚えは?/
GM:来たことがあるような気がしますね、そして闇夜なのによく見通せること、そして肌蹴た服の下、インナーが血に塗れている事に気付きます。/
沙門二郎:血に染まった辺りを怪訝そうに触れて……「ぶえっくしょい!」とくしゃみをする 雨に濡れて寒い
沙門二郎:(研究所のこと浮んでいいんですよね導入/
GM:触れた場所は痛みもせず、インナーの下に傷はありません。(はいー。/
沙門二郎:「服は汚れているが傷はない……いったいどういうことだ」
沙門二郎:「……まぁいい。あの研究所に行けば何かわかるだろう」と記憶に残る比良坂の研究所を思い浮かべ
沙門二郎:何気なく煙草を取り出して火をつけようとして、雨が降っているので断念。そのまま研究所の方に向かいます/
GM:雷鳴が轟き、彼の向かう先がただの森林ではなく、白亜の建物が存在する事が稲光によって照らし出されます。/
【導入フェイズ 五十米・珠月】
GM:では続いてPC2の導入に移りたいと思いますー。
五十米珠月:はいなー。
GM:雨が降りしきる中、貴方はけものみちを下草を掻き分けながら走っています。/
五十米珠月:長い黒髪と巫女装束は雨にぬれてべっとりと張りつき、その身体に巻きつく忍蛇がラインを浮き彫りにしています。
五十米珠月:「件の研究所は確かこちらに……へぶしっ」寒い。/
GM:蛇が首を擡げ、赤い小さい舌をチロチロさせながら貴方を見ています。
そして、確かに貴方の言うことが正しいのを表すように、徐々に山道の中にセンサーなどの人工物が。/
五十米珠月:「随分と物々しいところですのね。いかにも悪だくみをへぶしっ。……解っていますわ。私はただ神託を実行するのみ、へぶしっ。……」
五十米珠月:「さッぶいんじゃクソがぁ!!」巫女は手近な樹木を殴りつけて叫んだ。
五十米珠月:「ああもう、びしょ濡れだこれ! もーやだ! とっとと神託を済ませて帰ってメシフロですわ!」
ぼやきながら走り続ける巫女を、忍蛇があきれた顔で見ていた。/
GM:しかしぼやきながらも貴方は巧みにセンサーを掻い潜り、徐々に木々がはれて、森の中に人工物が見えてきます。
研究所を囲む塀と、その向こう側に研究所の棟がですね。/
五十米珠月:ここまでくれば走る必要もなかろう、と、注意深く速度をゆるめながら、「見つけましたわ」/
GM:と、速度を緩めた貴方の足を赤い線が捉え、雨音に甲高い電子音が混ざる……。/
【導入フェイズ 這乃・音御】
GM:では続いてPC3の導入をー。
這乃音御:はい。
GM:貴方は甲高い電子音、警報を研究所内の職場で聞きました。/
這乃音御:研究室で書類の整理をしていた手を止め、警報機の方を見て「……なに、侵入者?」と呟きます/
GM:同僚達がざわめく中、不意に警報は止みます。「誤報である旨」のアナウンスが流れる中、
貴方の持つ小型シノビイヤフォンから声が響きますよ。
プロフェッサー桐咲:「静かに聴いて欲しい。どうやら鼠が私の研究所に、もぐりこんだようだ」声は研究所の主、「プロフェッサー桐咲」45歳。/
這乃音御:「仕事の時間ってことでいいのね」と周りには聞こえないような声で言います。/
プロフェッサー桐咲:「あぁ、諸君、仕事の時間だ。私達の研究を邪魔する、盗もうとする輩を断じて許してはならぬ」
と特務忍隊全員に向けて、彼女は言い放ちます。/
這乃音御:「諒解」小声でそう言うと、「……誤報なんて良くある事だわ。どうせそこらへんの動物が雨宿りでこの近くに来ただけだわ。
ほら、仕事に戻って。私は休憩にするわ」と同僚達に言って部屋を出ます。
這乃音御:少し廊下を歩いて人気が無くなった所で「冬」と呼びます。
冬:すると背後にフルフェイスヘルメットを被った細身の男が。
冬:「……。」
這乃音御:「ごめん、また、働いてもらうから」俯きながらそう言います。/
GM:そしてその「冬」の背後より、またフルフェイスヘルメットを被り、痩躯の男が姿を表します。
『人修羅』の異名を持つ、この研究所の警備隊長ですね。
GM:彼は貴方と、「冬」さんを見遣り、小さく一度頷くと影に混じり消えていきます。/
這乃音御:「隊長……」そう呟いて「行くわよ、冬」と言って、歩き出します。/
【導入フェイズ 梶環波羅・和比佐】
GM:では最後にPC4の導入にー。
梶環波羅和比佐:はーい/
GM:研究所に警報が鳴り響いた頃合、貴方は研究所の管制センターに来ていました。そして目の前で、そこの主任である『河合・颯太』36歳が警報のスイッチを切ります。/
梶環波羅和比佐:「ふむ侵入者ですか。この研究所の警備態勢を見させていただく良い機会ですね。私はよほどの場合を除いて手出しはしませんので。」/
河合颯太:「まあ、問題ないでしょう。この研究所の特務忍隊はピカイチですし、そしてセキュリティはこの僕が担当してるのですから! ネズミ一匹ぐらい……」
河合颯太:と目の前のモニターに、二分割で「ずぶ濡れのコック服の男」と「ずぶ濡れで蛇を侍らす女」が映し出されます。
河合颯太:「……あれ、二人いる? おかしいな」/
梶環波羅和比佐:「まぁ頼みましたよ河合さん。私はまだついたばかりですので研究の進捗具合や施設運用について色々見させてもらいますね。」そう言って管制センターをあとにします。/
河合颯太:「あぁ、はい。ただ余りウロウロすると特務の奴等に職質かけられるかもしれないですから気をつけてくださいね」と彼は自分の仕事に没頭し、貴方を言葉だけで送り出します。/
梶環波羅和比佐:(隊長格ならともかく普通の特務如きでは部下の相手も務まるかどうかってところでしょうな)周囲に潜ませた部下に気配で合図して内偵調査を開始します。と言ったところで締めで。/
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